page icon

1歳未満の子供に与えてはいけない食品や薬はありますか?

1歳未満の赤ちゃんに、与えてはいけない食品や薬はありますか?


A. はちみつは1歳になるまで与えないでください。 薬も、赤ちゃんに使えるものと使えないものがあります。
 

1. はちみつ・黒糖に注意

はちみつは、1歳未満の赤ちゃんには与えてはいけません。
はちみつには、乳児ボツリヌス症の原因となる菌の「芽胞(がほう)」が含まれていることがあります。
赤ちゃんは腸内環境が未熟なため、菌が腸の中で増え、病気を起こすことがあります。
  • 加熱しても安全にはならない
  • はちみつ入りのお菓子や飲み物にも注意する
  • 薬を飲みやすくするためにも使わない
 
黒糖(黒砂糖)も避けましょう。
黒糖からもボツリヌス菌の芽胞が検出された研究があります。
黒糖による乳児ボツリヌス症の発症リスクは十分にわかっていませんが、予防のため、1歳になるまでは与えないことを勧めます。
 

2. 大人の薬を赤ちゃんに使わない

赤ちゃんには、年齢や体重に合わせて薬を選ぶ必要があります。
例えば、熱や痛みを和らげる薬にも、赤ちゃんに使用できるものと、使用が適切でないものがあります。
 
大人の薬を少なくすれば、赤ちゃんにも使えるというわけではありません。
市販薬を使いたい場合も、必ず対象年齢を確認し、医師や薬剤師に相談してください。
 

3. 薬を甘くして飲ませたいときは?

薬局では、薬の味を調整するために「単シロップ」を使用することがあります。
単シロップは白糖を主成分とする医薬品で、はちみつや黒糖とは異なります。
ただし、薬によって混ぜてよいものが異なるため、甘味を加える前に薬剤師に確認しましょう。
 
 
薬を飲ませるために甘くするため、などとしても使わないように気をつけてください
はちみつ
乳児ボツリヌス症のリスクがあるため、1歳未満には与えないようにしましょう
加熱しても安全にはなりません!
黒糖・黒砂糖
黒糖からもボツリヌスの芽胞が検出された研究が報告されています
実際に乳児ボツリヌス症が発症したことは報告されていませんが、黒糖も避けた方がよいでしょう
薬局では、甘味付けには、「単シロップ」を使用しています。
 

|根拠資料

出典確認できる内容
厚生労働省:はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから1歳未満への禁止、加熱しても安全にならないこと
Nakano et al., 1992黒糖41検体中2検体からA型ボツリヌス菌芽胞を検出
厚生省:乳児ボツリヌス症の予防対策国内の感染源調査と予防対策