ぬり薬の使い方

軟膏・クリーム・ローション剤など

 
皮膚に塗って使う製剤には、軟膏・クリーム・ローション剤などがあります。
病気の種類に応じて必要な薬を選択します。また、患部の場所や広さなどに応じて、適切な剤型を使い分けます。
 
 
塗り広げるようにして使いましょう
 

使用方法

両手の面積に塗り広げるのが目安です
必要量を手に取って、塗り広げます
 
適当な量の薬を、擦り込むのではなく、塗り広げるように塗布します。
 
塗布量の目安として、「FTU(フィンガーチップユニット)」があります。
口径が5mmのチューブから、大人の人差し指の、第一関節分を取った量を、「1FTU」と言います。
ローション剤では、およそ1円玉大に薬をとった量が、1FTU です。
1FTU の量は、大人の手のひらの2枚分の面積に塗り広げるのに必要な量、とされています。
 
チューブの口の大きさなどによって、量は変わりますが、おおよその目安として見るとわかりやすいです。
 
もう少しわかりやすい目安として、塗った後に、少しベタベタする程度、ティッシュペーパーがくっつく程度です。

ひと工夫

清潔と保湿は、おむつかぶれを防ぐためなどにも、とても大切です。
 
ぬり薬を塗る時は、子どもさんも楽しくできるように
  • できるだけ手早く塗る
  • クリームで絵を描く
などの工夫があります。