ご飯が食べられない時の食後の薬
こんにちは、こはく堂薬局です。
ーーー
食事がとれないとき
「食後」にのむ薬ののみ方
ーーー

こちらをご紹介します。
もちろん、食事がとれないくらいに体がきつい時は、
その治療が重要であることはもちろんなのですが、
普段続けている薬にも注意が必要なので、ご説明させてください。

・・・
なぜ、食後にのむのか?
・・・
「食後」の薬の飲み方は、
💊食事がすんで30分以内に服用してください
というものです。
「食後」に飲むことで、
☘️毎日、決まった時間に服用できる
☘️薬の飲み忘れにつながる
☘️空腹時に飲むと、薬によっては、胃腸障害の原因になることがあるので、食後に飲むことで、胃腸障害を予防する
という効果が期待できます。
「食後」の薬を、たとえば、食前に飲むと、薬によっては、以下のような影響があります。
・胃腸が荒れる
例)解熱消炎鎮痛薬など
・薬の効果の意味がない
例)消化を助ける薬などは、食後に飲むことに意義があります
・薬の吸収が低下し、効果が落ちる
例)脂溶性の高い薬は、食後に飲むことで吸収されやすい

・・・
食事がとれないときの
服薬の考え方
・・・
それでは、食事がとれないときは、普段飲んでいる薬はどうしたらよいでしょうか?
原則として、「食後」の薬は、
⭐️食事がとれなくても薬を飲んでください
服薬していただいて、大丈夫です。
特に、発作を予防するためにのむ薬は、薬を続けることが大切です。
例えば、
✅不整脈・狭心症・高血圧など循環器疾患の治療薬
✅気管支喘息の発作予防薬
✅抗てんかん薬
✅パーキンソン病の薬などは、続けていただくことが非常に大切です。

・・・
のんではいけない薬
・・・
しかし、逆に、食事を取れない場合には、のんではいけない薬もあります。
糖尿病治療薬のうち、「インスリン」は食事が取れないときでも続けることが大切です(量の調節は必要になります)。
しかし、一部の薬は、「食事が食べられない時は休薬してください」と説明されます。
糖尿病や心不全予防にも使う薬も同様です。
これは、食事がとれないときに服薬すると、低血糖になったり、薬の副作用が出やすいために、そのように説明されます。
この他にも、食事がとれないときや、脱水状態のときに服薬すると、腎障害を引き起こしやすい可能性がある薬も、一時的に休薬する場合もあります。
ここには、原則しか書けませんが、実際には、同じ薬でも、個別の状況に応じて、細かく説明されます。
事前に、十分にご確認ください。

・・・
薬による胃腸障害を防ぐために
・・・
薬を食後に飲むことで、胃腸が荒れるのを防いでいることをご説明しました。
では、そのような薬はどうしたら良いのでしょうか?
胃腸障害を起こしやすい薬を安全に服用するためには、十分に食事をとることが望ましいですが、できない場合、
✅ 軽食でもよいので、食べられるものを少しでも食べてから服薬する
✅ 牛乳を飲んでから服薬する
牛乳はタンパク質や脂質を含むため、食事が取れない場合の代替として、一般的に推奨されています。
ただし、牛乳との飲み合わせが悪い薬が、一部あります。
そのような薬の場合は、
✅ 少し多めの水で服薬してください
食道などに付着しないように、少し多めの水で服薬すると安心です。
食事を食べられないきつい状態は苦しいと思いますので、まずはその状態を何とかしたいとお思いになられると思います。
のどごしの良い、ゼリー状の食べ物を食べたり、脱水にならないように、水分補給を心がけてください。
どうぞかかりつけにご相談ください。

