患者指導のポイント/実態

平成18年2月1日から平成18年3月31日の2か月間において、ペン型インスリン製剤を使用している患者のうち83名に、面接方式でインスリン製剤の使用状況について確認したところ、正しい手技が行われていない主な項目として、以下の通りだった。(カッコ内は正解の割合)
○インスリン製剤の名前や種類を知っていますか(42.6%)
○針を抜くときはボタンを押したまま抜いていますか(43.4%)
○注射器の保管法を知っていますか(59.0%)
○手を洗っていますか(67.5%)
○注入ボタンを最後まで押したまま6秒以上待っていますか(70.5%)
○濁った製剤の場合10回以上キットを転がし、ゆっくり上下に振っていますか(74.1%)
○単位設定ダイアルを2単位に合わせ空打ちできていますか(77.7%)