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構成生薬が違う漢方方剤の例

 
こんにちは、こはく堂薬局です。
漢方って奥深い!と思う反面、
思い込みは危険だと、改めて再確認させられました。
 
 
これは、自学のためとして、薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業の事例に掲載されていたので、まとめます。
 
複数の生薬を組み合わせて、漢方として使われていますが、
その組み合わせは、古典などを参考にして、伝統的に使われています。
一部、メーカーによって、参考元が違い、
漢方に含まれる生薬が違う場合があります
 
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柴胡加竜骨牡蛎湯
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これは、精神疲労があって、イライラと不安が同時にあるような場合に使われる漢方です。
医療用医薬品や一般用医薬品としても使われており、各社から出ています。
ツムラのものは、厳密には、「柴胡加竜骨牡蛎湯去大黄」のことで、構成生薬には「大黄」がありません
 
大黄は、瀉下薬として使われる薬であり、この方剤の中では、ストレスを流す、ような意味合いで組み合わされています。大黄は、アントラキノン類の成分を含んでおり、腸の蠕動運動を促進する作用もあります。そのため、軟便の人が使うと、症状が悪化する可能性があります。
 
漢方専門医は、大黄の有無で、製剤を使い分けています。
 
ヒヤリ・ハットの事例では、胃腸が弱く、下痢をしやすいために、あえて、大黄が入っていないツムラの製品が処方されていました。
 
供給不足のため、製薬企業の変更を照会したところ、変更不可となっていました。
 
薬剤師としては、漢方の名称が同じだと、構成生薬も同じと勘違いしてしまいがちですが、改めて、違いを認識せねば、と思い知らされた事例報告でした。
 
元となった、事例はこちらから。
○薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業
他に、どんな違いがあるかについて、DI ニュースをまとめました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
こはく堂薬局
【ウェブサイト】https://kohakudo589.com