スポーツドリンクの注意点
こんにちは、こはく堂薬局です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
熱中症予防にも、気をつけていらっしゃることと思いますが、意外な落とし穴がありますので、お気をつけください。
熱中症予防にと、スポーツドリンクを積極的にとっている方も多いと思います。

下記のような事項にはお気をつけください・
・・・
【落とし穴】実は糖類がたくさん入っています
【落とし穴】吸収されやすいように工夫しているため、取りすぎると血糖値も急増しやすいです
【落とし穴】糖類の多い飲料を飲むと、ますます喉が乾く悪循環の可能性があります
・・・
飲料は飲みやすいように作られているため、砂糖を、手軽に大量摂取できてしまう、という落とし穴があります。

では、どのくらいの砂糖が入っているのでしょうか?
商品の裏面の成分表示を確認しましょう。
栄養成分表示には、「炭水化物」の含量が書かれています。
炭水化物は、糖質の量と食物繊維の量の合計を記載します。
ただし、ジュース類のうち、植物性の原材料を含まない場合、炭水化物の量は、ほぼ、糖質の量を意味します。
また、「砂糖」とは、ショ糖という二糖類であり、糖質の一部ですが、飲料の場合は、糖質の量はほぼ砂糖の量を指していると見て大丈夫です。

スポーツドリンク系の飲料は、糖質が 7% 程度までとされています。
つまり、100mL 中に 7g の糖質が含まれています。
ペットボトル1本(500mL)に換算すると、35 g の砂糖が含まれていることになり、
角砂糖(3.5g)にすると 10個分に相当します。

果汁入りのジュース類の糖質含有量は、10~15%であり、
15% の場合は、ペットボトル1本(500mL)に 75g もの砂糖が含まれています。

ーーー

このように、健康に良さそうなスポーツドリンクですが、速やかに水分を吸収できるようにある程度の量の糖質を含んでいます。
これさえ飲んでおけば大丈夫と、がぶ飲みするのは、あまりおすすめできません。
血糖値が急増した方に、原因を探るべくお話を聞いてみると、
脱水症対策として、1日に 1L ものスポーツドリンクを飲んでいた、
ということもあるそうです。

日常生活での水分摂取は、水がお茶を摂ってください。
量は、飲料として、1日に 1.2 L が目安です。
また、軽い運動中や暑い中で汗をかいたときは、
適度にスポーツドリンクを飲んで、電解質なども上手に取るのが良いでしょう。
なお、糖尿病や心臓病、腎臓の病気などがある方は、通院の時に、水分摂取方法を相談なさってください。

ただし、そうは言っても、脱水症が心配な方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは、尿の色は、簡単なセルフチェックの目安となります。尿の色が濃い場合、積極的に水分補給を心がけてください。
尿の色が濃いときは、コップ一杯の水を摂るとよいです。

水分補給は大切なので、我慢だけはしないでください。
水分摂取の目安は、こちらで書きました。
こんな記事を書くと、心配させてしまうかもしれませんが、水分補給は大切です。
ただ、特に注意が必要なのは、
心臓の病気をもった高齢の方が、脱水予防にと言って、OS-1を大量に飲むことです。
脱水予防のための、水分摂取は非常に大切なので、控えたくないところです。
適度にこまめな水分摂取を心がけましょう。
