紙のお薬手帳
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紙(冊子)のお薬手帳は
いらなくは、なりません
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政府によるマイナ保険証の活用促進が進みつつある中、マイナ保険証は、お薬手帳の役割もするから、いらなくなるの?というお声を耳にします。
結論は、
これからもお薬手帳は必要です。

いつも、お薬手帳を見せていただくこと、心より感謝申し上げます。
お薬手帳があることで、他の病院からもらっている薬を拝見し、飲み合わせに支障がないか確認することができます。
副作用歴に何か書いていないか拝見することで、副作用の可能性を防ぐことができます。
また、万が一の災害時・救急時も、お薬手帳は不可欠です。

マイナ保険証があれば、紙のお薬手帳もいらない?
という意見を目にします。
見せていただくのは大変ありがたいのですが、現状としては、置き換わるものではありません。

お薬手帳プラスアルファとしてご理解ください。

マイナ保険証を見せていただくと、薬局では皆様の「保険番号・負担割合」を確認するので、保険の期限切れを防ぐことができます。
同意いただくことで、前月までに他の病院でもらった薬の内容を確認したり、特定健診の内容を確認することができます。
マイナ保険証を見せて「同意」を示していただくことは、薬局に、あなたの保険・薬の情報を、今だけ見せますよ、という通行手形を発行するようなものです。

とても大切な情報を見せていただけるのですが、現時点では、完全に、紙のお薬手帳と置き換わるわけではありません。
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例えば、
📌非常事態
停電の時には、使えません
📌最近の情報
今月に他の病院を受診した場合など、その情報はまだ各医療機関で止まっているので、マイナ保険証では確認できません。
マイナ保険証で確認できるのは、各医療機関が医療費の支払いを基金等に請求した後、前月以前の情報です。
📌急病のとき
あなたが倒れた時、医療情報の取得に同意されるか確認することはできません。
(保険情報については、あなたの顔を見ると本人確認できるので、ご家族の方が保険証を提示されると、保険確認はできますので、医療保険は使えます)
📌副作用の記録など
お薬手帳には、処方薬の記録だけでなく、いろんな情報を自由に記録できます。
副作用を経験した場合、その記録を書いておき、次回以降はそれを見せることで、同じ副作用を繰り返さないように、予防することができます。

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このように、紙のお薬手帳にしかないメリットがたくさんあるので、これからも活用していただきたいと、薬剤師は心から思っています。
嵩張って重たいなど、ご不満はあると思います。

そんな時には、ぜひ、ご相談ください。
電子お薬手帳を活用するなど、デジタルを併用することなどで、安全を確保しつつ、あなたに合った方法があると思います。
