食品のせいでドーピング?

 
特定の地域では、食肉の飼育のために禁止物質である「クレンブテロール」が使用されることがあり、それらの国で提供される肉料理を食べた後に、ドーピング検査を受けると、禁止物質が検出されることがあります。
これまでにも、検出された事例があり、注意喚起が行われています。
 
食品が原因であることが解明された時には、アンチ・ドーピング規則違反ではないと認定されています。
万が一の場合にも、身を守るために、以下の対策があります。
 
指定レストランで食事を摂る
競技会主催団体または国際競技連盟が指定するレストランで食事を摂りましょう。
 
食事の記録をつける
いつ・どこで・何を・誰と食べたのか。
万が一の時に、自らを証明するための材料として、記録をつけておきましょう。