Díaz-Gutiérrez MJ, Maturitas (2017) [PMID: 28539164]
PICO形式での要約
- P(Patient/対象者): 高齢者
- I(Intervention/介入): ベンゾジアゼピン(BZDs)の使用(単剤療法または併用療法)
- C(Comparison/比較): BZDsを使用していない高齢者
- O(Outcome/結果): BZDsの使用は高齢者の転倒リスクを増加させる。長時間作用型より短時間作用型の方が望ましいが、いずれにしても転倒リスクがあるため、短期間の使用と漸減による中止が推奨される。
結論
BZDsの使用は高齢者の転倒リスクを高めるため、処方は慎重に行い、ガイドラインに従って適切に管理・漸減すべきである。短時間作用型BZDsが推奨されるが、長期使用は避けるべき。