ワクチン接種による副反応としてどのようなことを考えておくと良いですか? もし、そのような症状があった時にはどうしたら良いですか?
HPVワクチン接種後の女子に見られた広範な慢性の体の痛みや運動障害を中心とする様々な症状がメディアで繰り返し報道されました。その後の調査により、HPVワクチンそのものが原因となった可能性は否定的と考えられ、これまでに報告されている重い症状がすべて副反応であると仮定しても、その確率はHPVワクチンを1万回接種した場合に1件以下の頻度であり、極めてまれと言えます。
ただし、これらの症状がすべて副反応である可能性が否定されたわけではなく、接種に伴う痛みや接種前後のストレスが、このような症状を引き起こすきっかけになることもあると考えられています。接種後に心配な症状がある場合には、まず、接種を受けた医療機関を受診してください。各都道府県には、HPVワクチン接種後に発生した症状について適切な診療を提供する協力医療機関が少なくとも1つ選定されていますので、必要に応じて紹介を受け、受診してください。