薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 共有すべき事例 2025年 No. 11

薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業
公益財団法人 日本医療機能評価機構:「薬局ヒヤリ・ハット事例収集・分析事業 共有すべき事例 2025年 No.11」(PDF
参照元)公益財団法人日本医療機能評価機構 (URL)
 
事例1)〔疑義照会・処方医への情報提供〕 病態禁忌
ラロキシフェン塩酸塩錠60mg
深部静脈血栓症
ラロキシフェン塩酸塩
エビスタ錠
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 深部静脈血栓症、肺塞栓症、網膜静脈血栓症等の静脈血栓塞栓症のある患者又はその既往歴のある患者[これらの症状が増悪することがある。][8.1 参照][11.1.1 参照]
 
事例2)〔疑義照会・処方医への情報提供〕
投与量
  • 【般】ロキソプロフェンNa錠60mg 1回1錠疼痛時
  • アスピリン喘息
7.5 アスピリン喘息又はその既往歴のある患者に対する1回あたりの最大用量はアセトアミノフェンとして300mg以下とすること。[9.1.8 参照]
9.1.8 アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある患者
アスピリン喘息の発症にプロスタグランジン合成阻害作用が関与していると考えられ、症状が悪化又は再発を促すおそれがある。[7.5 参照][11.1.3 参照]
 
事例3)〔疑義照会・処方医への情報提供〕
禁忌
帯状疱疹ワクチン
関節リウマチの治療のためプレドニゾロンを長期間内服