CONUT

CONUT(CONtrolling NUTritional status)法

CONUT 法は、血液生化学検査である血清アルブミン値末梢血リンパ球数総コレステロール値をスコア化し、総和で CONUTS スコアを算出し、栄養状態を4段階で評価する指標です。
入院患者の栄養状態の指標のひとつとして、2005年にIgnacio Iらにより報告されました。
  • 血清アルブミン値・・・蛋白代謝
    • ≧3.5 g/dL0
      3.0-3.49 g/dL+2
      2.5-2.9 g/dL+4
      <2.5 g/dL+6
  • 末梢血リンパ球数・・・免疫能
    • ≧1600 /μL0
      1200-1599 /μL+1
      800-1199 /μL+2
      <800 /μL+3
  • 総コレステロール値・・・ 脂質代謝
    • ≧180 mg/dL0
      140-179 mg/dL+1
      100-139 mg/dL+2
      <100 mg/dL+3
ただし、CONUT 法だけでは、身体所見などの情報を用いないため、臨床情報と組み合わせて判断することが望ましいとされています。
 

CONUTスコア

0〜1点正常な栄養状態
2〜4点軽度低栄養
5〜8点中等度低栄養
9〜12点高度低栄養
 

使用場面

栄養スクリーニングにおいて、CONUT 法単独での栄養不良検出の感度および特異度は高くはない
治療後の予後予測として検討されている
  • 膵臓癌、消化器癌術後の予後予測因子
  • 心不全の予後予測因子