小テスト【第2回】

  1. 高齢者の薬物動態の特徴で正しいのはどれか。(107回)
    1. ( )薬物の吸収の亢進
      ( )薬物の代謝の亢進
      ( )薬物の排泄の増加
      ( )血中濃度の半減期の延長
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      回答)(○)血中濃度の半減期の延長
      • 高齢者の薬物動態の特徴として、機能低下に伴い「体内にある薬剤が効きすぎる」
        • 吸収:減少(これは例外)
        • 代謝:減少 →代謝されないため、薬物の血中濃度上昇
        • 排泄:低下 →排泄されず、体内に残るため、薬物の血中濃度上昇
        • →血中濃度の半減期:延長
      • 高齢者の薬力学的特徴
        • 中枢神経系:過敏 →薬剤が効きすぎる
       
  1. 有害物質を無毒化し排泄する臓器はどれか。(111回)
    1. ( )胃
      ( )肝臓
      ( )膵臓
      ( )大腸
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      回答)(○)肝臓
      • 有害物質を無毒化し、排泄しやすい形に変換する=代謝
      ※排泄という言葉に惑わされない
       
  1. 「鉄」と「テトラサイクリン系抗菌薬」を同時に経口摂取すると、相互作用が起こる可能性がある。(a)~(d) にあげた薬物動態の過程のうち、どの過程における相互作用か。該当するものを一つ選べ。
    1. ( )吸収
      ( )分布
      ( )代謝
      ( )排泄
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      回答)(○)吸収
      • 「鉄」と「テトラサイクリン系抗菌薬」が結合し、吸収が阻害される
        • 対策:同時服用しない
       
  1. 代謝過程の相互作用について。「代謝酵素誘導」作用を持つ薬物B を併用した場合。その代謝酵素で阻害を受ける薬物 A の血中濃度は、どのように変化すると考えられるか。どちらか1つ選べ
    1. ( )血中濃度が上昇する
      ( )血中濃度が減少する
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      回答)(○)血中濃度が減少する
      • 「代謝酵素誘導」とは、DNAの情報から代謝酵素を転写・翻訳することを促進させる=代謝酵素が増える
        • 代謝が促進される=代謝酵素の基質は減少する
       
  1. 小児の薬物動態の特徴として、適切なものはどれか。該当するものを全て選べ。
    1. ( )血液脳関門(BBB)が未発達
      ( )体重あたり水分量が少ない
      ( )体重を元にした小児薬用量の換算式として、Augsberger 式が用いられている
      ( )薬物をグルクロン酸抱合する力は低い
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      回答) (a) 血液脳関門(BBB)が未発達 (d) 薬物をグルクロン酸抱合する力は低い
      ※補足 臨床でよく用いる Augsberger 式は、正確には、「Augsberger II 式」で、“年齢”から小児薬用量を換算する計算式。
      厳密に言うと、その前に出された、「Augsberger I 式」は”体重”から換算する計算式なので、この書き方だと、断定できないので、解なし問題になってしまいます。Ⅱ式が汎用されているので、「Augsberger 式は年齢」という覚え方で良いです。