ワルファリン
周術期の抗血栓療法ガイドライン
1)周術期ワルファリンの投与
a. 手術前に一時的にワルファリンの投与を中止する必要がある患者では,手術の 5 日前に投与を中止する [1C]
b. ワルファリンは術後 12~24時間後,十分な止血が得られた時に再開する[2C]
c. 人工弁,心房細動,深部静脈血栓があり,血栓塞栓症のリスクが高い患者では抗血栓療法のブリッジングを行う [2C] .リスクが低い患者はブリッジングは必要ではない [2C] .中等度のリスクの患者は個別の症例に応じて考える.
2)小手術を受ける患者のワルファリン投与
a. 歯科小手術では,経口止血薬を併用しワルファリン投与を継続するか,手術の 2~3 日前に投与を中止する [2C]
b. 皮膚科小手術では,ワルファリン投与継続し,局所の止血をしっかり行う[2C]
c.眼科白内障手術では,ワルファリン投与継続する [2C]
d. 虚血性心疾患予防のためアスピリンを併せて内服している患者が上記手術を受ける場合,アスピリンは継続する [2C]