発熱と喉の痛みを訴える妊婦

症例)
28歳女性。妊娠10週。
発熱と喉の痛みを訴え、外来を受診した。
体温は38.2℃。インフルエンザ検査は陰性で、医師は解熱薬を処方することを検討している。
患者は次のように質問した。
「妊娠しているのですが、薬を飲んでも赤ちゃんに影響はありませんか?」
妊婦に対して比較的安全とされる解熱薬はどれか。
アセトアミノフェン
妊婦では薬剤の胎児への影響を考える必要がある。
特に
- NSAIDs(イブプロフェン、ロキソプロフェンなど)
- アスピリン
は妊娠後期に
- 胎児動脈管収縮
- 羊水減少
などのリスクがある。
そのため
解熱鎮痛薬としては
アセトアミノフェンが第一選択
とされる。