筋肉注射(筋注)
筋肉注射とは、筋肉内に薬を注射し、筋肉の血流を利用して吸収させる投与法。皮下注より吸収が速いことが多い(薬剤・製剤による)。一方で疼痛や神経損傷、血腫などのリスクに配慮が必要。
- 筋肉は皮下より血流が多く、吸収が速いことがある
- 投与部位や筋量、循環状態で吸収が変動する
| 筋肉注射 | 参考:皮下注射 | 参考:静脈投与 | |
|---|---|---|---|
| 投与部位 | 筋肉内 | 皮下組織 | 静脈内 |
| 効果発現 | 皮下注より速いことが多い | 比較的ゆっくり | 即時 |
| 主なリスク | 疼痛、神経損傷、血腫 | 硬結、皮下出血 | 漏出、静脈炎、感染 |
メリット
- 比較的確実な吸収が得られやすい場合がある
- 静脈路が不要
デメリット
- 疼痛が強いことがある、硬結
- 神経損傷(部位選択が重要)
- 抗凝固療法中や出血傾向では血腫リスク
| 例 | 用途 |
|---|---|
| ワクチン | 予防接種 |
| 持続性注射製剤(薬剤による) | 長期管理 |
- 投与部位の選択(例:三角筋、臀部など:手技・指示に従う)
- 投与後の疼痛、腫脹、しびれ、出血の観察
- ワクチンでは急性反応(アナフィラキシー等)の観察