高血圧治療開始後のめまい

症例)
78歳男性。高血圧で新しい薬を開始した。
数日後、血圧は下がったが、めまいを訴えるようになった。
この症状の理由として最も適切なのはどれか。
薬が効いていない
薬の作用が強く出ている
薬とは関係ない
病気が悪化した
薬物治療中に注意すべき観察事項には、どのようなものがありますか?
副作用機序ごとに理解しましょう
| 機序 | 特徴 | 発現時期 | 主な症状・観察事項 | 例 |
|---|---|---|---|---|
| ①過敏症・アレルギー | 免疫反応による副作用 | 投与直後〜数日 | 発疹、かゆみ、発熱、呼吸困難、血圧低下 | 抗菌薬、造影剤 |
| ②薬理作用の延長(過剰作用) | 薬の作用が強く出る | 比較的早期 | 薬理作用に関連した症状 | 降圧薬→低血圧 |
| ③毒性(臓器障害) | 臓器への直接毒性 | 数日〜数週間 | 血液検査異常、臓器障害 | 肝障害、腎障害 |
| ④長期使用による影響 | 慢性投与による影響 | 長期 | 骨粗鬆症、体重増加など | ステロイド |