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点鼻投与

点鼻投与

① 概要

点鼻投与とは、鼻腔粘膜に薬を投与して作用させる方法。主に局所作用(鼻炎症状の改善)を目的とするが、薬剤によっては全身作用を狙うこともある。手技や鼻粘膜の状態で効果が変わりやすい。

② 作用部位と投与経路の比較

  • 鼻粘膜に直接作用し、炎症や鼻閉を改善する
  • かぜ・鼻閉・鼻出血などで効果や使用感が変わることがある
点鼻投与参考:経口投与参考:吸入投与
主な作用部位鼻腔粘膜全身気道・肺
全身性副作用少ないことが多い(薬剤による)比較的多い少ないことが多い(薬剤による)
手技依存あり少ないあり

③ メリットとデメリット

メリット

  • 局所に直接作用し、全身性副作用を抑えられる場合がある
  • 針を使わず侵襲が少ない

デメリット

  • 手技依存(噴霧方向、回数)
  • 鼻出血、刺激感、乾燥などの局所副作用
  • 鼻閉が強いと効果が落ちることがある

④ 薬剤の分類(例)

分類目的注意
ステロイド点鼻炎症抑制継続が重要
抗ヒスタミン点鼻鼻症状の緩和眠気等(薬剤による)
血管収縮薬鼻閉改善連用で薬剤性鼻炎のリスク

⑤ 看護のポイント(観察事項)

  • 使用前に鼻をかむ
  • 噴霧は鼻中隔を避ける(目安)
  • 連用回数・期間を守る(血管収縮薬は特に)
  • 症状の改善と局所副作用(鼻出血など)を確認