点鼻投与
点鼻投与とは、鼻腔粘膜に薬を投与して作用させる方法。主に局所作用(鼻炎症状の改善)を目的とするが、薬剤によっては全身作用を狙うこともある。手技や鼻粘膜の状態で効果が変わりやすい。
- 鼻粘膜に直接作用し、炎症や鼻閉を改善する
- かぜ・鼻閉・鼻出血などで効果や使用感が変わることがある
| 点鼻投与 | 参考:経口投与 | 参考:吸入投与 | |
|---|---|---|---|
| 主な作用部位 | 鼻腔粘膜 | 全身 | 気道・肺 |
| 全身性副作用 | 少ないことが多い(薬剤による) | 比較的多い | 少ないことが多い(薬剤による) |
| 手技依存 | あり | 少ない | あり |
メリット
- 局所に直接作用し、全身性副作用を抑えられる場合がある
- 針を使わず侵襲が少ない
デメリット
- 手技依存(噴霧方向、回数)
- 鼻出血、刺激感、乾燥などの局所副作用
- 鼻閉が強いと効果が落ちることがある
| 分類 | 目的 | 注意 |
|---|---|---|
| ステロイド点鼻 | 炎症抑制 | 継続が重要 |
| 抗ヒスタミン点鼻 | 鼻症状の緩和 | 眠気等(薬剤による) |
| 血管収縮薬 | 鼻閉改善 | 連用で薬剤性鼻炎のリスク |
- 使用前に鼻をかむ
- 噴霧は鼻中隔を避ける(目安)
- 連用回数・期間を守る(血管収縮薬は特に)
- 症状の改善と局所副作用(鼻出血など)を確認