舌下投与
舌下投与とは、舌下粘膜から薬を吸収させる投与法。消化管吸収や初回通過効果を避けやすく、速効性を期待する薬で用いられる。
- 舌下粘膜から吸収→体循環へ入りやすい(薬剤による)
- 飲み込むと経口投与と同様になり、効果が変わることがある
| 舌下投与 | 参考:経口投与 | 参考:静脈投与 | |
|---|---|---|---|
| 効果発現 | 速い | 比較的遅い | 即時 |
| 初回通過効果 | 受けにくい | 受ける | 受けない |
| 使い方 | 溶かして吸収 | 飲み込む | 血管内へ投与 |
メリット
- 作用発現が速い
- 初回通過効果を回避しやすい
デメリット
- 口腔内乾燥、唾液量、誤った使用で吸収が低下
- 飲み込むと効果が変わる
- 発作薬は「いつ使うか」の判断が重要
- ニトログリセリン(狭心症発作時など:薬剤・指示に従う)
- 口の中で溶かす(噛まない/飲み込まない:薬剤の指示に従う)
- 使用後の症状変化、改善しない場合の受診行動を説明
- 低血圧、頭痛など副作用の観察(薬剤による)