看護薬理学
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看護薬理学 2026
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緩徐に投与する注射剤
緩徐に投与する注射剤
2026/3/15
19:31
2026/6/22
9:16
① シリンジで緩徐に投与する注射剤(IV push)
※急速投与で
循環・神経系の副作用
が出やすい薬
薬剤
主な理由
投与の目安
フロセミド(ラシックス)
急速投与で
難聴(耳毒性)
20 mgを1~2分以上
カルシウム製剤(グルコン酸Caなど)
急速投与で
不整脈・心停止
ゆっくり静注
硫酸マグネシウム
急速投与で
呼吸抑制・低血圧
ゆっくり静注
ジアゼパム
急速投与で
呼吸抑制
2分以上
フェニトイン
急速投与で
低血圧・不整脈
≤50 mg/min
看護観察
血圧
呼吸
心電図
意識レベル
② 点滴で緩徐に投与する注射剤
※急速投与で
特有の反応(infusion reaction)
が出る薬
薬剤
主な理由
投与の目安
バンコマイシン
Red man症候群
1時間以上
アンホテリシンB
infusion reaction(発熱・悪寒)
数時間
ニトログリセリン
急激な血圧低下
持続点滴
KCl
致死性不整脈
点滴希釈
Mg製剤
呼吸抑制
点滴
看護観察
血圧
発疹
呼吸
心電図
急速投与すると危険な注射薬
なぜ危険なのかを知ろう
なぜ危険?
① 心臓が止まる・不整脈
心電図モニターが重要
KCl
💀 最重要
<電解質製剤>
どんな時に使う?
低カリウム血症
利尿薬使用中
下痢・嘔吐
原則
✅ 希釈して点滴
❌ 急速静注禁止
カルシウム製剤
<電解質製剤>
どんな時に使う?
低カルシウム血症
高カリウム血症
輸血時のクエン酸中毒
フェニトイン
<抗てんかん薬>
どんな時に使う?
てんかん重積状態
② 血圧が急激に下がる
循環器系への影響
ニトログリセリン
<硝酸薬>
どんな時に使う?
狭心症
急性心不全
Mg製剤
<電解質製剤>
どんな時に使う?
子癇予防
重症喘息
低Mg血症
③ 呼吸が止まる
中枢神経抑制
Mg製剤
<電解質製剤>
どんな時に使う?
子癇予防
重症喘息
低Mg血症
ジアゼパム
<ベンゾジアゼピン系抗不安薬/抗けいれん薬>
どんな時に使う?
けいれんを止める
てんかん発作
てんかん重積状態
強い不安を抑える
不安・興奮状態
アルコール離脱症状
振戦
せん妄
④ 耳が聞こえなくなる
耳毒性
フロセミド
<ループ利尿薬>
どんな時に使う?
心不全
浮腫
腎不全
国家試験で有名
⑤ アレルギー様反応
infusion reaction
バンコマイシン
<抗菌薬>
どんな時に使う?
MRSA感染症
症状
顔面紅潮
発赤
掻痒感
アムホテリシンB
<抗真菌薬>
重症真菌感染症
カンジダ症
アスペルギルス症
クリプトコックス症
覚えておきたい最重要5剤
覚えること
代表薬
心停止
KCl
不整脈
Ca
呼吸抑制
Mg
難聴
フロセミド
Red Man症候群
バンコマイシン
薬剤
主な適応
急速投与で起こること
KCl
低K血症
心停止
Ca製剤
低Ca血症
不整脈
Mg製剤
子癇・喘息
呼吸抑制
フロセミド
心不全・浮腫
難聴
ニトログリセリン
狭心症
血圧低下
バンコマイシン
MRSA
Red Man症候群
フェニトイン
てんかん
不整脈