ジメモルファン

成分名:ジメモルファン

分類:中枢性鎮咳薬(非麻薬性)

経口剤

  • 例:アストミン(成分:ジメモルファン)

使用時の注意

⚠️ 作用機序の特徴
  • 非麻薬性の中枢性鎮咳薬で、延髄の咳中枢を抑制して咳反射を抑える
  • オピオイド受容体とは異なる受容部位に結合すると考えられており、耐性・依存が少ないことが利点[1]

⚠️ 適応の考え方
  • 乾性咳嗽(痰が少ない咳)で、咳による不眠・疼痛など生活への支障が強いときに短期間で使用
  • 湿性咳嗽(痰が多い)では、咳抑制で痰の排出が落ちて不利になり得るため、漫然投与は避けることが多い[2]

💊 併用に注意
  • アルコール、睡眠薬、抗ヒスタミン薬、ベンゾジアゼピン系などで眠気・ふらつきが増える可能性
  • OTC かぜ薬・鎮咳薬との併用時は鎮静の増強や成分重複に注意
🩺

看護師向け:観察事項

  • 咳のタイプ(乾性/湿性)と痰の量
  • 眠気・めまい・ふらつき:転倒リスク、運転・危険作業の可否(患者指導含む)
  • 受診勧奨の目安:喘鳴・息苦しさ、高熱、血痰、咳が長引く(原因疾患の再評価)