ノルアドレナリン前駆物質
ノルアドレナリン(NA)の前駆体であり、体内でDDCによりNAに変換される。PDではドパミンだけでなく NAも欠乏 するため、L-ドパ製剤では改善しにくい すくみ足・起立性低血圧 に対して使用。代表薬はドロキシドパ(ドプス®)。日本で開発された薬剤。
- ドロキシドパはNAの前駆体 → 体内でDDCにより NAに変換
- 末梢:交感神経終末でNAを補充 → 血管収縮 → 起立性低血圧・立ちくらみの改善
- 中枢:脳内でもNAを補充 → すくみ足・姿勢異常の改善
- PDではドパミン神経だけでなくNA神経も障害されるため、NA補充が必要
| 代表薬(一般名) | 先発品例 | 特徴 |
|---|---|---|
| ドロキシドパ | ドプス®OD錠25mg・100mg・200mg | 日本で開発。PDのすくみ足・立ちくらみ、起立性低血圧に適応。OD錠で崥下困難例にも対応 |
- すくみ足の改善度(歩行開始時・方向転換時のすくみ)
- 起立時のふらつき・立ちくらみの改善度
- 臥位高血圧(最重要な副作用):臥位で血圧が過度に上昇
- 臥位と立位での 血圧測定 が重要
- 就寝前の投与は避ける
- 就寝時は上半身をやや挙上する体位の工夫
- 悪心・頭痛・幻覚(特に高齢者)・動悸・食欲不振