看護薬理学
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看護薬理学 2026
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キーワード
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ADHD
ADHD
2026/4/18
22:32
2026/7/16
11:33
注意欠如・多動症(ADHD)
概要
不注意
、
多動性
、
衝動性
の特性により、学業・仕事・対人関係などの機能に支障をきたす神経発達症。小児期に始まり、成人期まで持続することがある。
主症状(要点)
領域
具体例
不注意
忘れ物が多い、ケアレスミス、課題の段取りが苦手、注意が持続しない、話を聞き続けにくい
多動性
そわそわする、落ち着いて座っていられない、過度にしゃべる(成人では「内的多動」になることも)
衝動性
順番を待てない、割り込み、思いつきで行動、衝動買い・過食など
併存しやすい状態(臨床で重要)
不安症、うつ、双極性障害
睡眠障害
物質使用障害(アルコール等)
発達特性(ASD)
学習障害
診断(要点)
症状の出現時期(小児期からか)、複数状況での持続、生活機能への影響を確認
家族・学校/職場など第三者情報が有用
鑑別:睡眠不足、うつ/不安、甲状腺機能異常、薬剤性、SAS など
治療(全体像)
🩺
心理社会的支援(環境調整・スキルトレーニング)
が土台
必要に応じて
薬物療法
を併用し、機能(学業・就労・生活管理)を改善する
治療:心理社会的介入(例)
生活・学習/業務の構造化(手順を見える化、チェックリスト、リマインダー)
タスクを小分けにして締切を短くする
先延ばし対策(開始のハードルを下げる:5分だけ着手、場所を固定)
認知行動療法(CBT)やコーチング(成人ADHDで有用なことがある)
家族/学校/職場への情報共有と合理的配慮
薬物療法(代表的な選択肢)
1) 中枢刺激薬
例:
メチルフェニデート
など(製剤・適応・処方ルールは国/施設で異なる)
⚠️
食欲低下、不眠、動悸、血圧/脈拍上昇に注意
既往(心疾患、不整脈、チック、精神症状など)を評価
乱用・依存のリスクがあるため
適正使用と保管管理
を徹底
2) 非刺激薬
例:
アトモキセチン
(NA再取り込み阻害)、
α2作動薬
(グアンファシン等)
⚠️
眠気、血圧低下/徐脈(α2作動薬)などに注意
効果発現が緩徐なことがあるため、評価期間を確保して調整
生活上の注意(安全面)
不眠対策:服用時間の調整、カフェイン管理、睡眠衛生
事故予防:運転・危険作業は症状コントロール状況に応じてリスク評価
フォローアップ(チェック項目)
✅
不注意/衝動性による困りごとの具体例(学校・職場・家庭)
併存症(不安・抑うつ・睡眠・物質使用)の評価
薬物療法の効果(集中、課題遂行、対人トラブル)と副作用
バイタル(血圧、脈拍)、体重/食欲、睡眠
服薬状況・紛失/早期追加要求など(適正使用の確認)