β遮断薬(点眼)
- 眼科領域では局所投与だが、全身吸収によりβ遮断作用が出ることがある
- 呼吸器疾患(喘息/COPD)や徐脈など、背景疾患により注意が必要
- 毛様体のβ受容体遮断 → 房水産生↓ → 眼圧低下
- 作用は「房水流出↑」ではなく「産生↓」が中心
| 分類 | 代表薬(例) | ポイント(例) |
|---|---|---|
| 非選択的β遮断薬(点眼) | チモロール | 全身性のβ遮断作用(喘息増悪、徐脈など)に注意。 |
| β1選択性(点眼) | ベタキソロール | 呼吸器への影響は相対的に少ないが、ゼロではない。 |
- 全身副作用の観察(点眼でも起こり得る):
- 息切れ、喘鳴、咳の増悪(喘息/COPD)
- めまい、徐脈、動悸、血圧低下
- 倦怠感
- 点眼手技:
- 1回1滴、点眼後は軽く閉眼
- 可能なら涙嚢部圧迫(数十秒〜)で全身吸収を減らす
- 複数点眼は数分あける
- 眼局所:しみる、充血、かすみ
ポイント: β遮断薬点眼は「眼の薬」でも 喘息増悪・徐脈 など全身作用に注意。点眼後の涙嚢部圧迫で全身吸収を減らせる。