尋常性白斑
尋常性白斑は、皮膚のメラノサイト(色素細胞)が減少/消失して、境界明瞭な白斑(色が抜けた斑)が生じる疾患。
- 自己免疫の関与が考えられている
- 痛みやかゆみは目立たないことが多いが、外見上の影響が大きい
- 乳白色〜白色の斑が徐々に拡大/増加することがある
- 部位:顔面、手、四肢、体幹など(摩擦部位で目立つことも)
- 日焼けすると周囲との差が強調されやすい
- 目標:
- 進行を抑える
- 可能な範囲で再色素化(色が戻る)を促す
- QOLを改善する(カモフラージュ等も含む)
- 病変の部位・範囲、活動性(広がり方)で治療を選択
| 治療 | 例 | ポイント/注意点(例) |
|---|---|---|
| 外用療法 | ステロイド外用、カルシニューリン阻害薬外用(タクロリムス等) | 限局例や、顔面などで選択されることがある。皮膚萎縮など副作用(ステロイド)に注意 |
| 光線療法 | ナローバンドUVB、エキシマライト/エキシマレーザー など | 再色素化を促す目的で行われる。通院頻度が課題になることがある |
| 全身療法(必要時) | (例)活動性が高い場合の短期治療など | 適応は個別。専門医管理が前提 |
- 日焼け対策(日焼けでコントラストが強まり目立ちやすい)
- 乾燥・摩擦を避ける(刺激で悪化することがある)
- 外見上の困りごとには、カバーメイク等の選択肢もある