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尋常性白斑

尋常性白斑(白斑)概要と治療

① 概要(尋常性白斑とは)

尋常性白斑は、皮膚のメラノサイト(色素細胞)が減少/消失して、境界明瞭な白斑(色が抜けた斑)が生じる疾患。
  • 自己免疫の関与が考えられている
  • 痛みやかゆみは目立たないことが多いが、外見上の影響が大きい

② 症状(典型)

  • 乳白色〜白色の斑が徐々に拡大/増加することがある
  • 部位:顔面、手、四肢、体幹など(摩擦部位で目立つことも)
  • 日焼けすると周囲との差が強調されやすい

③ 治療の考え方(大枠)

  • 目標:
    • 進行を抑える
    • 可能な範囲で再色素化(色が戻る)を促す
    • QOLを改善する(カモフラージュ等も含む)
  • 病変の部位・範囲、活動性(広がり方)で治療を選択

④ 治療(代表的な選択肢)

治療例ポイント/注意点(例)
外用療法ステロイド外用、カルシニューリン阻害薬外用(タクロリムス等)限局例や、顔面などで選択されることがある。皮膚萎縮など副作用(ステロイド)に注意
光線療法ナローバンドUVB、エキシマライト/エキシマレーザー など再色素化を促す目的で行われる。通院頻度が課題になることがある
全身療法(必要時)(例)活動性が高い場合の短期治療など適応は個別。専門医管理が前提

⑤ スキンケア・生活上のポイント

  • 日焼け対策(日焼けでコントラストが強まり目立ちやすい)
  • 乾燥・摩擦を避ける(刺激で悪化することがある)
  • 外見上の困りごとには、カバーメイク等の選択肢もある

受診を急ぐ/相談したい目安

  • 短期間で急速に広がる
  • 眼の周り・口の周りなど目立つ部位で心理的負担が大きい
  • 甲状腺疾患など自己免疫疾患が疑われる症状がある/既往がある