看護薬理学
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看護薬理学 2026
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バイオアベイラビリティ(生物学的利用率)
バイオアベイラビリティ(生物学的利用率)
2026/5/6
17:22
2026/9/1
1:53
バイオアベイラビリティ(生物学的利用率)
バイオアベイラビリティ(Bioavailability, F)
とは、投与した薬のうち、
未変化体として全身循環(血液)に到達した割合
を示す指標。
静脈内投与(IV)
は、直接血液に入るため
F = 1(100%)
経口投与(PO)
は、吸収されない分や初回通過効果などがあるため、一般に
F < 1
になりやすい
何で決まる?(Fが下がる主な理由)
① 吸収されない
溶けにくい、腸の運動、食事、pH、キレート(Ca/Mg/Fe/Al)などで吸収が落ちる
② 腸管で代謝・排出される
腸管壁での代謝(CYPなど)
P-gp などのトランスポーターで腸管内へ押し戻される
③ 肝初回通過効果(first-pass effect)
門脈 → 肝臓を最初に通るときに代謝され、全身循環へ届く量が減る
臨床での意味(なぜ大事?)
同じ“○mg”でも、投与経路が違うと効き方が違う
例:経口と静注では必要量が変わる(静注の方が少量で効くことが多い)
患者差が出やすい
肝機能・腸管機能・相互作用・食事・下痢/便秘などで変動
薬の選択・投与設計に直結
初回通過効果が大きい薬は、舌下・貼付・注射など別経路が選ばれることがある
覚え方(超要点)
F = どれだけ血液に“入ったか”
経口で F が下がる理由は「
吸収されない
+
腸管
+
肝臓(初回通過)
」
看護でのポイント
服用方法(食事、飲み合わせ、剤形の扱い)で
吸収が変わる=Fが変わる
「効かない/効きすぎ」のとき、ADME の視点で
吸収(A)と初回通過
を疑う手がかりになる
生物学的利用率が低い薬剤の例)
ビスホスホネート製剤