05 基礎理解(全体版・参照元)
吸入デバイス:特徴とよくある失敗
| デバイス | 特徴 | よくある失敗 | 看護の観察ポイント |
|---|---|---|---|
| pMDI | 噴霧と吸気の同調が必要 | 同調できない | 「押すタイミング」と吸い方 |
| DPI | 吸気流で粉末を吸入 | 吸気が弱い | 吸い始めの勢い |
| SMI | ゆっくり霧状噴霧 | 手技が曖昧 | ゆっくり吸えているか |
| ネブライザー | 霧化した薬液 | マスク・時間 | 途中中断、装置の管理 |
「効かない」を作る失敗 → 対策(まずここだけ)
| よくある失敗 | 何が起きる? | まずやる対策(指導の要点) |
|---|---|---|
| 吸入前に十分に息を吐けていない | 薬が奥まで入らない | 「吸う前に、いったん吐ききる」を練習 |
| pMDI:押すのと吸うのが合わない | 口腔内に付着しやすい/効きが弱い | ゆっくり吸いながら押す/必要ならスペーサー検討 |
| DPI:吸い込みが弱い | 粉末が舞わず入らない | 速く・強く吸い込む練習(1回で) |
| 吸入後に息止めをしない | 気道内の沈着が減る | 可能なら数秒の息止めを確認 |
アナフィラキシー:覚えるべき“重症化の合図”
- 皮膚:蕁麻疹、紅潮、掻痒
- 呼吸:喘鳴、嗄声、呼吸困難
- 循環:血圧低下、意識低下、ショック
- 消化器:腹痛、嘔吐
初期対応:最短フロー(授業では症例で反復)
- まず助けを呼ぶ(チーム対応)+バイタル・SpO₂・意識を同時に見る
- **呼吸または循環の異常があれば「重症」**として、体位・酸素投与・アドレナリン(筋注)を優先
- 改善しても再燃(二相性反応)に注意して観察を継続(皮膚だけで安心しない)
対面授業では「いつアドレナリンを優先するか」を症例で確認します。生活と薬2026/7/6 10:152026/9/1 22:20