アレムツズマブ(遺伝子組換え)
7. 用法及び用量に関連する注意
- 〈効能共通〉
- 7.1 infusion reactionを軽減するため、本剤の投与前に抗ヒスタミン剤及び解熱鎮痛剤を投与すること。さらに、本剤投与前に副腎皮質ステロイド剤を投与するとinfusion reactionが軽減されることがある。[1.2 参照][11.1.2 参照]
- 〈再発又は難治性の慢性リンパ性白血病、T細胞性前リンパ球性白血病〉
- 7.3 本剤は、いずれの用量も1日量を2時間以上かけて点滴静注すること。
- 7.4 1日1回3mg及び1日1回10mgの連日点滴静注において、Grade3注) 以上のinfusion reactionが認められない場合、1日1回3mgでは1日1回10mgの連日点滴静注に、1日1回10mgでは1日1回30mgの週3回隔日点滴静注に、それぞれ増量することができる。
- 7.5 他の抗悪性腫瘍剤との併用について、有効性及び安全性は確立していない。
- 7.6 本剤の投与中に好中球数減少及び血小板数減少が認められた場合、下表を参考に本剤の用量を調節すること。なお、ベースライン時の好中球絶対数が500/μL以下の患者について、有効性及び安全性は確立していない。[11.1.1 参照]
ベースラインの好中球絶対数が500/μL超で治療を開始した患者において、好中球絶対数が250/μL未満となった場合、又はベースラインの血小板数が25,000/μL超で治療を開始した患者において、血小板数が25,000/μL以下となった場合 初回発現時 休薬すること。好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50,000/μL以上に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 2回目発現時 休薬すること。好中球絶対数500/μL以上及び血小板数50,000/μL以上に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 3回目発現時 本剤の投与を中止すること。 ベースラインの血小板数が25,000/μL以下で治療を開始した患者において、ベースラインの数値から50%以上減少した場合 初回発現時 休薬すること。好中球絶対数及び血小板数がベースライン値に回復した場合、休薬時の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 2回目発現時 休薬すること。好中球絶対数及び血小板数がベースライン値に回復した場合、本剤1日1回10mg又は休薬時の用量のいずれか低い方の用量で投与を再開できる。ただし、7日以上休薬した場合、再開時の開始用量は1日1回3mgとすること。 3回目発現時 本剤の投与を中止すること。
- 〈同種造血幹細胞移植の前治療〉
- 7.7 本剤と併用する薬剤等について、「17.臨床成績」の項の内容を熟知した上で選択すること。
- 7.8 本剤の初回投与時は3mgを2時間かけて投与し、忍容性が良好であれば、残りの用量を2時間かけて投与する。2回目以降の投与は1日量を4時間かけて点滴静注すること。
注) GradeはNCI-CTCAEv3.0に準じる
8. 重要な基本的注意〈T細胞性前リンパ球性白血病〉8.7 本剤を使用する際には、関連文献(「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議 公知申請への該当性に係る報告書:アレムツズマブ(遺伝子組換え)(T細胞性前リンパ球性白血病)」等)を熟読すること1) 。