12|「要精密検査」=がん?

Chapter 3|「要精密検査」と言われたら
No.タイトル伝えること
12「要精密検査」=がん?要精密検査=がんではない。詳しく調べる必要があるという意味
13精密検査では、何をする?子宮頸部を詳しく観察し、必要に応じて組織を採って調べる
14精密検査で、何がわかる?病変があるか、どの程度か、浸潤が疑われないかなどを詳しく評価する
15「CIN」と言われたら?CIN=がんのステージではない。Chapter 1で学んだCIN1・2・3につなぐ
16その後は、どうなる?結果に応じて経過観察や治療へ。経過観察=放置ではない

12|「要精密検査」=がん?

この回はChapter 3の入口なので、**「要精密検査=がんと診断された、ではない」**だけをまず明確に伝えるのがよい。そのうえで「では、なぜ精密検査が必要なのか」まで説明し、13「精密検査では何をする?」へつなぐ。

Scene 1|「要精密検査」と書かれていた

画面:
検診結果に 「要精密検査」
これって、がん?
結果通知書の「要精密検査」を強調し、不安そうな人物を添える。
ナレーション:
「子宮頸がん検診の結果に『要精密検査』。がんが見つかったということなのでしょうか?」
ここでは実際に結果票を受け取ったときの不安から始める。

Scene 2|要精密検査 ≠ がん

今回の最重要Scene。
画面中央に大きく、
要精密検査 ≠ がん
その下に、
「がんと診断された」 という意味ではありません。
ナレーション:
「要精密検査は、がんと診断されたという意味ではありません。」
ここでは余計な説明を入れず、まず誤解を解く。

Scene 3|では、どういう意味?

画面:
もう少し詳しく 調べる必要がある
ということ。
「検診結果」→ 虫眼鏡 →「詳しく確認」という程度のシンプルな図にする。
ナレーション:
「検診で詳しく確認する必要のある変化がみられたため、精密検査で調べる必要がある、という意味です。」
「異常がある」と断定するより、**「詳しく確認する必要がある」**とする方がよい。

Scene 4|検診だけでは、まだ分からない

ここでChapter 2を回収する。
画面:
検診
異常の可能性を見つける
精密検査
詳しく調べる
下に、
検診結果 ≠ 確定診断
を置く。
ナレーション:
「子宮頸がん検診は、異常の可能性がある人を見つけるための検査です。要精密検査になった場合は、さらに詳しく調べていきます。」
一般向けには「スクリーニング」という言葉を使わなくても十分伝わる。

Scene 5|Take Home

画面はかなりシンプルにする。
「要精密検査」は、 がんの診断ではありません。
でも、
詳しく確認することが大切。
そして、
では、精密検査では 何をする?
次回|精密検査では、何をする?
ナレーション:
「要精密検査は、がんという意味ではありません。ただし、そのままにせず、精密検査を受けて詳しく確認することが大切です。」
この**「がんではないから安心」だけで終わらず、「だから精密検査を受けなくてよいわけでもない」**というバランスが12では重要になる。
また「要精密検査=前がん病変」とも限らないので、この段階ではCINを出さず、13以降で徐々に精密検査へ進む構成がよい。