08|「NILM」って何?
子宮頸がん検診の結果に書かれていることがある「NILM」。「異常なしってこと?」「HPVも陰性ということ?」NILMは、Negative for Intraepithelial Lesion or Malignancyの略で、「上皮内病変や悪性を認めない」という細胞診の判定だ。細胞診では、子宮頸部から採取した細胞を顕微鏡で観察する。その中に、上皮内病変や悪性を示す細胞所見を認めない場合に、NILMと判定される。ここで大切なのが、NILM ≠ HPV陰性ということ。NILM→ 細胞診で「細胞の変化」を評価した結果HPV陰性/陽性→ HPV検査で「高リスクHPVが検出されるか」を調べた結果調べているものが違うため、「NILMだからHPVも陰性」とは限らない。また、NILMは「あらゆる異常がまったくない」という意味でもない。炎症や反応性変化などがあっても、上皮内病変や悪性を認めなければNILMに分類されることがある。今回のTake Homeは、NILM=上皮内病変や悪性を認めないという細胞診の判定。HPV陰性とは別の意味。では、結果に「ASC-US」と書かれていたら?次回は、09|「ASC-US」って何?
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