13|HPVワクチンで減らせるのは「がん」だけ?
HPVワクチンで減らせるのは「がん」だけ?HPVワクチンには、子宮頸がんなどのリスクを減らすだけでなく、がんになる前の段階である「前がん病変」を減らす効果も確認されている。前がん病変が見つかったからといって、すべてががんになるわけではない。自然に消退するものもあり、病変の程度などによって対応は異なる。それでも、前がん病変が見つかれば、・詳しい検査を受ける・結果を待つ・経過観察のために通院する・高度な病変では治療を受けることが必要になる場合がある。だから、HPVワクチンの意味を「将来のがんを減らすこと」だけで考えなくてもよい。前がん病変そのものを減らし、検査や経過観察、治療を経験する人を減らしていくことにも大切な意味がある。「がんを減らす」だけじゃない。がんになる前の病変を減らすことにも意味がある。#HPV #HPVワクチン #ヒトパピローマウイルス #子宮頸がん #子宮頸がん予防 #前がん病変 #CIN #HPV予防 #がん予防 #子宮頸がん検診 #ワクチンについて知ろう #健康教育 #もっと知るHPV #KNOWHPVPROJECT
evidence
2025年のCochraneレビューでは、HPVワクチンによってCIN2+、CIN3+が減少することが支持されている。特に16歳以下で接種した集団では、CIN3+が長期的に大きく減少していた。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41276264/
日本の全国症例対照研究でも、20~26歳を対象にCIN3+に対するワクチン有効率86%が報告されている。観察研究なので数字そのものを一般化しすぎるべきではないが、日本でも前がん病変減少が確認されている点は重要だ。https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39460387/