03|前がん病変 ≠ 浸潤がん

03|前がん病変 ≠ 浸潤がん

03|前がん病変 ≠ 浸潤がん
 
「前がん病変」と「浸潤がん」。
この2つは、同じではない。
大きな違いの一つが、基底膜を越えているかという点だ。
 
前がん病変では、異常な細胞は上皮の中にとどまり、基底膜を越えて周囲の組織へ浸潤していない
一方、浸潤がんでは、がん細胞が基底膜を越えて、その下の組織へ入り込んでいる
 
つまり、
前がん病変
→ 異常な細胞が上皮内にとどまる
浸潤がん
→ がん細胞が基底膜を越えて浸潤する
という違いがある。
 
「前がん」という言葉だけを見ると、「もうがんなのでは?」と感じるかもしれない。
でも、前がん病変と浸潤がんは区別して考えることが大切だ。
 
そして、前がん病変のすべてが浸潤がんへ進むわけでもない。病変の程度などに応じて、経過観察や治療が検討される。
 
今回のTake Homeは、
前がん病変 ≠ 浸潤がん
大切な違いは「浸潤しているか」。
 
次回は、
「CIN1・CIN2・CIN3って何が違う?」
 
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