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42~45分|薬物中毒と解毒薬
薬物中毒は、意図的な過量だけでなく、次によっても起こり得る。
- 腎機能低下による蓄積
- 重複服用
- 投与量・投与速度の誤り
- 相互作用
- 徐放製剤の破砕
- 小児などの誤飲
初期対応では、
- 意識
- 気道
- 呼吸
- 循環
- 薬の種類
- 服用量
- 服用時刻
を確認する。
解毒薬は薬物ごとに異なる。
| 原因薬 | 代表的な解毒・拮抗薬 |
|---|---|
| オピオイド | ナロキソン |
| アセトアミノフェン | N-アセチルシステイン |
45~65分|整理演習
患者背景カード
学生に次のカードを配り、ADMEまたは安全な与薬へ分類させる。
| カード | 主に考えること |
|---|---|
| 腎機能低下 | 排泄 |
| 肝機能低下 | 代謝 |
| 低アルブミン血症 | 分布 |
| 食後に服用 | 吸収 |
| 脱水 | 排泄・血中濃度 |
| 多剤併用 | 相互作用 |
| 徐放錠の破砕 | 剤形・吸収速度 |
| OTC薬の追加 | 重複・相互作用 |
| 低体重 | 分布・投与量 |
| 飲み忘れ後の2回分服用 | 過量・安全管理 |
演習の問い
- 薬の作用が強くなる可能性があるのはどれか
- 血中濃度が上昇する可能性があるのはどれか
- 与薬前に医師・薬剤師へ確認すべきものはどれか
- 患者へ追加で聞く情報は何か
65~85分|症例演習
症例
84歳女性、体重40kg。慢性腎臓病があり、eGFR 25 mL/min/1.73m²。腰痛に対してプレガバリンとトラマドール・アセトアミノフェン配合薬を服用している。夜間には睡眠薬も服用している。食事と水分摂取が減り、日中の眠気とふらつきが強くなった。昨日、トイレへ向かう途中で転倒した。嚥下しにくいため、家族から「錠剤を全部砕いてよいか」と相談された。