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振り返り小テスト(10点)

各1点。

問1

妊娠が判明した患者への説明として適切なのはどれか。
A. すべての薬を直ちに中止する
B. 市販薬だけ中止する
C. 自己中断せず、治療利益と胎児へのリスクを評価する
D. 妊娠中は薬の影響を受けない
正解:C

問2

オキシトシン投与中に特に確認する組合せはどれか。
A. 視力と聴力
B. 子宮収縮と胎児心拍
C. 握力と歩行速度
D. 尿糖と視野
正解:B

問3

授乳中の薬物療法を評価する際に不要なのはどれか。
A. 乳児の月齢
B. 母体の投与量
C. 乳児の哺乳状態
D. 母親の身長だけ
正解:D

問4

体重12 kgの小児に10 mg/kg/回で投与する。必要量は何mgか。
正解:120 mg

問5

問4の薬液濃度が20 mg/mLの場合、1回量は何mLか。
正解:6 mL

問6

「30 mg/kg/日、1日3回」の指示について正しいのはどれか。
A. 1回30 mg/kg投与する
B. 1日量を3回に分ける
C. 3日分を一度に投与する
D. 成人量をそのまま投与する
正解:B

問7

高齢者で血清クレアチニン値だけでは腎機能低下を見逃すことがある理由は何か。
正答例:
筋肉量が減少するとクレアチニン産生量も減り、腎機能が低下していても血清クレアチニンが高くならないことがあるため。

問8

ポリファーマシーについて正しいのはどれか。
A. 薬剤数だけで診断する
B. 6剤以上ならすべて中止する
C. 有害事象、相互作用、服薬困難、治療目標を評価する
D. 高齢者以外には起こらない
正解:C

問9

高齢者の転倒後、抗凝固薬を服用している場合に特に確認することは何か。
正答例:
頭部打撲、意識状態、皮下出血、血尿・下血などの出血徴候。

問10

遺伝子治療・再生医療で長期フォローが必要な理由は何か。
正答例:
効果の持続性や遅れて現れる有害事象など、投与時だけでは判断できない影響を確認する必要があるため。

15回全体の最終到達目標

学生に最後に残すのは薬剤名一覧ではなく、次の思考手順とする。
① なぜこの薬を使うのか
② どこに作用するのか
③ どのような効果と副作用が予測できるか
④ 患者背景によって何が変わるか
⑤ だから何を観察し、どう対応するか
第15回は、この5問を妊婦、小児、高齢者に適用させ、15回の薬理学を「患者をみるための知識」として完成させる回になる。