Blackman A, et al. Int J Obes (Lond). 2016. PMID: 27005405

GLP-1受容体作動薬と睡眠時無呼吸

ここは最近かなり重要な領域だ。

SCALE Sleep Apnea trial

Blackman A, et al. Effect of liraglutide 3.0 mg in individuals with obesity and moderate or severe obstructive sleep apnea. Int J Obes. 2016.
肥満+中等度~重度OSA患者359人を対象としたRCT。
32週後の無呼吸低呼吸指数(AHI)は、
  • リラグルチド:−12.2回/時
  • placebo:−6.1回/時
差:
−6.1回/時
95% CI −11.0~−1.2
p=0.015
だった。
ただし対象は主に肥満患者であり、糖尿病治療目的そのものではない。また改善は体重減少との関連が強かった。
つまり、
GLP-1作用が直接睡眠を改善する
と断定するのではなく、
体重減少を介してOSAを改善する
と考えるのが現時点では妥当である。