Jennum P, et al. Diabetes Care. 2015. PMID: 26407587

インスリンと夜間低血糖

Jauch-Chara K, et al. The Impact of Nocturnal Hypoglycemia on Sleep in Subjects With Type 2 Diabetes. Diabetes Care. 2015.
2型糖尿病患者26例を対象としたランダム化クロスオーバー試験で、夜間に意図的に低血糖を誘発し、polysomnographylysomnography(睡眠ポリグラフ)で睡眠を測定している。
低血糖時には、後半4時間の覚醒回数が正常血糖夜より
27%少なかった
また睡眠全体でも覚醒が約20%少なかった。
これは一見「よく眠れた」ように見えるが、そうではない。
重要なのは、
低血糖なのに覚醒しにくくなる
ということである。
つまり夜間低血糖は、
インスリン・SU薬 ↓ 睡眠中に血糖低下 ↓ 覚醒反応が弱い ↓ 本人が低血糖に気づけない
という安全上の問題になる。
睡眠の項目で「不眠」だけを見るのではなく、夜間低血糖で起きられない可能性も重要になる。