Colberg SR, et al. Diabetes Care. 2016. PMID: 27926890

GLP-1系は直接的な運動能力低下より、体重減少との関係

GLP-1受容体作動薬やチルゼパチドは、単独では通常、運動誘発性低血糖を起こしにくい。インスリン・SU薬を併用している場合は別である。
一方、
  • 体重減少
  • 呼吸困難軽減
  • 睡眠時無呼吸改善
  • 関節への負担軽減
などを介して身体活動がしやすくなる可能性がある。
ただし、
GLP-1受容体作動薬そのものが筋力や活動量を直接改善する
という強い根拠は現時点では十分ではない。
むしろ体重減少時には除脂肪量も一定程度減少するため、高齢者やフレイル患者では、
  • 筋量
  • 筋力
  • 食事量
  • 身体活動量
をセットで見る必要がある。