Kashiwagi A, et al. Diabetes Technol Ther. 2020. PMID: 32013567
カナグリフロジンでは総摂取カロリー増加
日本人2型糖尿病患者107例を1年間追跡したCANA-K studyでは、カナグリフロジン治療に伴う摂取カロリー増加が報告されている。
SGLT2阻害薬の体重減少量が、
尿糖として失うエネルギー量から予想されるほど大きくない
理由の一つとして、この代償性摂取増加が考えられている。
ただし全ての研究で食欲増加が確認されるわけではない。empagliflozinのRCTでは、PYY、GLP-1、ghrelinや主観的食欲に一貫した変化を認めなかった。
したがって、
SGLT2阻害薬で必ず食欲が増える
とするのは言い過ぎで、
エネルギー喪失に対する代償性摂取増加が一部の研究で観察されている
とするのが正確である。