糖尿病治療薬×排泄

🚽 排泄


観察すること

  • 尿量
  • 排尿回数
  • 夜間尿
  • 口渇
  • 排尿時痛
  • 発熱
  • 陰部の掻痒・発赤・疼痛
  • 下痢
  • 便秘
  • 腹部膨満

SGLT2阻害薬

尿糖排泄の増加に伴って、
  • 多尿・頻尿
  • 体液量減少
  • 尿路感染症
  • 性器感染症
に注意する。
日本糖尿病学会も、SGLT2阻害薬に特徴的な有害事象として尿路・性器感染症、脱水などを挙げている。

看護の視点

「尿が多い」だけで終わらず、口渇・水分摂取・感染症状まで確認する。

GLP-1関連薬

  • 下痢
  • 便秘
などの便通変化にも注意する。

α-GI

  • 放屁
  • 腹部膨満
  • 下痢
が生活上問題となることがある。
 
 

糖尿病治療薬を「排泄」で横並びにすると

薬効群排尿への影響排便への影響看護で見るポイント
SGLT2阻害薬尿糖↑・尿量↑・頻尿・夜間尿大きな直接作用は少ない尿回数、夜間尿、水分、脱水、性器症状
メトホルミン直接的影響は少ない下痢↑便回数、便性状、開始・増量時期、脱水
α-GI少ない放屁・腹部膨満・下痢排便回数、腹部症状
GLP-1RA / GIP・GLP-1RA直接的影響は少ない下痢・便秘排便回数、便秘、食事・水分摂取
DPP-4阻害薬大きな影響は少ない比較的少ない他原因も検討
SU薬直接的影響は少ない大きな特徴なし排泄より食事量と低血糖
インスリン直接的影響なし直接的影響なし排泄変化は高血糖・低血糖の結果として考える