siRNA製剤

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siRNA製剤(脂質異常症:PCSK9 siRNA など)

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① 薬効群の概要

siRNA(small interfering RNA)製剤は、標的mRNAを分解して目的タンパクの産生を抑える「核酸医薬」。脂質異常症領域では、主にPCSK9を標的としてLDL-Cを低下させる。
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② 作用機序

  • siRNAが肝細胞内で標的mRNAに結合
  • RISC複合体によりmRNAが切断・分解 → 標的タンパクが作られにくくなる
  • PCSK9 siRNAの場合:PCSK9産生↓ → 肝細胞表面のLDL受容体が増えやすい → 血中LDL-C低下
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③ 代表薬

代表薬(一般名)標的特徴
インクリシランPCSK9PCSK9のmRNAを抑制してLDL-Cを低下させる(抗体PCSK9阻害薬と「狙い」は同じで、手段がsiRNA)
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④ 主な副作用・注意

  • 注射部位反応(発赤、疼痛、腫脹 など)
  • (一般に)肝機能などの定期モニタリングは他の脂質薬と同様に、患者背景に応じて実施
  • 妊娠・授乳、重篤な肝障害などは各添付文書で確認(施設運用に合わせて整理)
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⑤ 適応・使いどころ(脂質異常症)

  • 高LDL-Cで、スタチン±エゼチミブ等でも目標に届かない例
  • 家族性高コレステロール血症(FH)や、二次予防などの高リスク例で追加選択肢になりうる
  • 位置づけは「PCSK9阻害薬(抗体)」と近く、患者の背景・継続性・費用などで選択を検討
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⑥ 看護・観察ポイント

  • LDL-Cの推移(効果確認)と、併用薬(スタチン等)の副作用観察
  • 注射部位反応の観察・セルフケア指導
  • 「無症状でも継続が重要」になりやすいので、治療目的(将来の心血管イベント予防)を共有
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⑦ 服薬指導(ポイント)

  • 定期通院・定期採血で効果を評価すること
  • 併用中の脂質薬を自己判断で中止しないこと
  • 発赤・腫れ・強い痛みなど注射部位の異常があれば相談