10-06 血液疾患の薬物療法

10-06 血液疾患の薬物療法

この教材の目的

白血病、悪性リンパ腫、骨髄異形成などの薬物療法と、化学療法・分子標的薬・免疫療法・造血幹細胞移植に伴う支持療法を整理する。骨髄抑制、発熱性好中球減少症、出血、貧血、腫瘍崩壊症候群を安全な看護につなげる。

学習の入口

血液疾患では、治療薬そのものの作用と、治療により起こる血球減少・感染・出血・代謝異常を同時に観察する。

学習すること

  • 血液腫瘍の治療薬と治療サイクル
  • 細胞障害性抗がん薬、分子標的薬、免疫療法の基本
  • 骨髄抑制による貧血・好中球減少・血小板減少
  • 発熱性好中球減少症と感染予防
  • 腫瘍崩壊症候群の電解質・腎機能変化
  • 輸血、G-CSF、制吐、感染予防、造血幹細胞移植の支持療法

3段階の学習

基礎理解

治療薬の目的と、血算低下・感染・出血・腫瘍崩壊の機序を整理する。

臨床判断

治療日程、血算、発熱、出血、尿量、電解質、全身状態から緊急度を判断する。

統合・定着

薬物療法と支持療法を、治療継続、感染予防、出血予防、退院後の相談行動へ統合する。
中心メッセージ:血液疾患の薬物療法は、腫瘍への治療と骨髄抑制・感染・出血・腫瘍崩壊への支持療法を一体で管理する。