10-02 AKI・CKDと薬物療法/用量調整
10-02 AKI・CKDと薬物療法/用量調整
この教材の目的
AKI・CKDの病態と腎機能検査を理解し、腎排泄薬の蓄積、腎毒性、用量・投与間隔の調整、透析による薬物除去を安全な与薬につなげる。
学習の入口
腎機能はCrだけで判断しない。eGFR、尿量、体重・筋肉量、脱水、腎機能の推移、薬剤の開始・増量時期を一緒に確認する。
学習すること
- AKIとCKDの違い、原因、腎機能検査
- Cr、eGFR、尿量、体重・脱水の読み方
- 腎排泄、クリアランス、半減期、薬物蓄積
- 用量を減らす・投与間隔を延ばす・薬を変更する考え方
- NSAIDs、造影剤、抗菌薬など腎機能に影響する薬剤
- 透析患者の投与時刻、薬物除去、退院後の薬剤管理
3段階の学習
基礎理解
腎機能低下が薬物動態と有害事象に及ぼす影響を整理する。
臨床判断
腎機能、尿量、脱水、薬剤、症状を時系列で評価し、蓄積やAKIを疑って報告する。
統合・定着
腎機能に応じた薬剤確認と、患者が脱水・市販薬・受診を安全に管理する方法を考える。
中心メッセージ:AKI・CKDでは、eGFR・尿量・腎機能の推移と薬剤情報を組み合わせ、蓄積・腎毒性・用量調整の必要性を早く共有する。