10-03 排尿障害治療薬
10-03 排尿障害治療薬
この教材の目的
蓄尿と排出の仕組みをふまえ、過活動膀胱、前立腺肥大症、尿閉などに用いる薬の作用・副作用・観察点を整理する。排尿記録、残尿、便秘、口渇、起立性低血圧、転倒予防を安全な看護につなげる。
学習の入口
「頻尿」という症状だけでは薬は選べない。蓄尿障害か排出障害か、残尿があるか、原因疾患や併用薬は何かを確認する。
学習すること
- 蓄尿期・排出期の膀胱と尿道の働き
- 抗ムスカリン薬、β3受容体作動薬の特徴
- α1遮断薬、5α還元酵素阻害薬など前立腺肥大症治療薬
- 尿閉、残尿、口渇、便秘、起立性低血圧
- 高齢者・認知機能低下・緑内障・便秘・腎機能への注意
- 排尿記録、転倒予防、生活リズムと患者教育
3段階の学習
基礎理解
蓄尿障害と排出障害、薬剤の作用点と主な有害事象を整理する。
臨床判断
排尿パターン、残尿、尿閉、便秘、口渇、血圧、ふらつきを組み合わせて評価する。
統合・定着
薬物療法と排尿習慣、環境整備、転倒予防、受診サインを患者支援に統合する。
中心メッセージ:排尿障害治療薬は、蓄尿・排出・残尿のどこに作用するかを見極め、尿閉・口渇・便秘・起立性低血圧を観察して使う。