2026.10.14 収載品

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調査基準日:2026年10月15日
令和8年10月14日付の薬価基準収載品を、厚生労働省の薬価算定資料・収載通知で整理。承認日・薬価収載日・発売日は別の出来事として区別する。

概要

  • 薬価収載日:2026年10月14日
  • 新医薬品:14品目・11成分(内用薬9品目・7成分、注射薬3品目・3成分、外用薬2品目・1成分)
  • 新有効成分だけでなく、既収載成分の新効能・新剤形等を含む。
  • 収載後の薬価基準収載品目数は、内用薬7,073品目、注射薬3,479品目、外用薬1,862品目、歯科用薬剤28品目、計12,442品目。[1]

新医薬品 11成分14品目

下表は収載時薬価、販売名、成分・製造販売元、効能・効果、承認日を厚生労働省の薬価算定資料に基づき整理した。[2]
区分販売名・規格成分名/製造販売元効能・効果収載時薬価承認日
内用オーゼイフル錠0.5mg/1mg/2mgオベポレクストン/武田薬品工業ナルコレプシータイプ10.5mg 22,773.30円、1mg 22,792.50円、2mg 22,838.80円(各1錠)2026/8/24
内用ブメリティカプセル231mgジロキシメルフマラート/バイオジェン・ジャパン再発寛解型多発性硬化症の再発予防及び身体的障害の進行抑制2,066.00円(1カプセル)2026/6/19
内用ブリヌスプリ錠25mgブレンソカチブ水和物/インスメッド非嚢胞性線維症性気管支拡張症24,695.70円(1錠)2026/8/24
内用リンヴォック内用液0.1%(1mg/mL)ウパダシチニブ水和物/アッヴィ既存治療で効果不十分な多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎343,101.60円(180mg・180mL 1瓶)2026/8/24
内用イムルリオ錠200mgイムルネストラントトシル酸塩/日本イーライリリー内分泌療法後に増悪したESR1遺伝子変異を有する、ホルモン受容体陽性かつHER2陰性の手術不能又は再発乳癌27,551.80円(1錠)2025/12/22
内用ヒアニュオ錠10mgセバベルチニブ水和物/バイエル薬品HER2(ERBB2)遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺癌6,941.00円(1錠)2026/8/24
内用ラプシド錠25mgレミブルチニブ/ノバルティス ファーマ特発性の慢性蕁麻疹(既存治療で効果不十分な患者に限る)929.00円(1錠)2026/6/19
注射イムシブリー皮下注10mgセトメラノチド酢酸塩/リズムファーマ後天性視床下部性肥満349,863円(10mg・1mL 1瓶)2026/8/24
注射ステラーラ皮下注45mgバイアルウステキヌマブ(遺伝子組換え)/ヤンセンファーマ尋常性乾癬、乾癬性関節炎、中等症~重症のクローン病・潰瘍性大腸炎の維持療法(いずれも既存治療で効果不十分な場合等)211,919円(45mg・0.5mL 1瓶)2026/8/24
注射ヒブサーゴ皮下注150mgシリンジベピロビルセンナトリウム/グラクソ・スミスクラインB型肝炎ウイルス持続感染における機能的治癒183,015円(150mg・1mL 1筒)2026/8/24
外用ビレーズトリ14.4エアロスフィア56吸入/120吸入ブデソニド/グリコピロニウム臭化物/ホルモテロールフマル酸塩水和物/アストラゼネカ気管支喘息(吸入ステロイド剤、長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)56吸入 4,936.40円、120吸入 10,505.00円(各1キット)2026/8/24

実務上の重要事項

  1. 投薬期間制限の例外
      • リンヴォック内用液は、既収載品と有効成分が同一の剤形追加であるため、新医薬品の原則14日間の投薬期間制限は適用されない。患者には瓶のまま交付し、薬剤料も瓶単位で算定する。
      • ビレーズトリ14.4エアロスフィアも、既収載品と同一の有効成分の組合せによる効能追加等であり、原則14日間の投薬期間制限は適用されない。
  1. 検査結果・実施日のレセプト記載
      • イムルリオ:ホルモン受容体陽性、HER2陰性、ESR1遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を摘要欄に記載。検査実施月は記載し、初回投与時は必ず記載する。
      • ヒアニュオ:HER2(ERBB2)遺伝子変異を確認した検査の実施年月日を摘要欄に記載。検査実施月は記載し、初回投与時は必ず記載する。
  1. 在宅自己注射
      • イムシブリー及びヒブサーゴは、患者が自己注射を行う場合、在宅自己注射指導管理料(C101)の対象。
      • ヒブサーゴは針付注入器一体型キットのため、C101算定時に注入器加算(C151)及び注入器用注射針加算(C153)は算定できない。
  1. 使用上の留意点
      • オーゼイフル:ナルコレプシータイプ1の病態・診断・治療に精通した医師等のもとで使用し、ICSD診断基準に基づき慎重に診断する。
      • ブリヌスプリ:呼吸器疾患の増悪歴、緑膿菌等の定着状況、喀痰等の症状を勘案し、抗菌薬投与を要する増悪を繰り返すリスクのある患者に投与する。
      • ヒブサーゴ:投与開始前6か月以上の核酸アナログ治療、開始時のHBs抗原量3,000 IU/mL以下かつHBV DNA量90 IU/mL(1.95 log IU/mL)未満等の条件を確認し、核酸アナログと併用する。
上記の留意事項は、令和8年10月13日付の厚生労働省通知(10月14日適用)に基づく。[1]

厚生労働省の一次資料

関連ページ

薬価・効能効果は収載時点の資料に基づく。実際の処方・調剤・採用時には、最新の電子添文、RMP、適正使用資材及び通知を確認すること。発売日・流通状況は収載日と異なるため、各社の公式情報で確認する。