看護薬理学
/
看護薬理学
/
学習コンテンツ/学生向け
/
神経|薬の作用点(受容体・チャネル・トランスポーター・酵素)
神経|薬の作用点(受容体・チャネル・トランスポーター・酵素)
2026/9/14
12:33
2026/9/14
12:33
ゴール
薬の“作用点”を4〜5パターンに分類して説明できる
以後の各疾患ページで「この薬はどこをいじっている?」が即答できる
作用点の分類(まずこれだけ)
受容体
(刺激する/遮断する)
イオンチャネル
(開閉・不活性化・透過性を変える)
トランスポーター
(再取り込みを止める等)
酵素
(合成/分解を止める)
放出機構
(小胞融合・Ca²⁺依存など)
1) 受容体
作動薬:受容体を“押す”
拮抗薬:受容体を“塞ぐ”
部分作動薬:押すが最大までいかない(安定化の発想)
例(覚え方)
ムスカリン遮断 → 抗コリン作用
D2遮断 → 抗精神病作用と副作用(錐体外路など)
2) イオンチャネル
Na⁺チャネル:興奮・伝導(局所麻酔、抗てんかん等の理解に)
Ca²⁺チャネル:放出・興奮性(神経終末にも重要)
Cl⁻チャネル:抑制(GABA_A)
3) トランスポーター(再取り込み)
“シナプス間隙から回収”を止めると効果が増える
例:SERT/NET/DAT(抗うつ、ADHDなどの理解に)
4) 酵素(分解/合成)
分解を止める:AChE、MAO、COMT など
合成を止める:状況により(概念として)
5) 放出機構(上流をいじる)
Ca²⁺流入や小胞融合の段階
“放出量が減る/増える”は影響が大きい
まとめ(1枚で)
電気
:チャネル
化学
:受容体・トランスポーター・酵素
放出
:最上流(Ca²⁺/小胞)
学習チェック
受容体・チャネル・トランスポーター・酵素のうち、説明が曖昧なものはどれ?(次ページで補強する)