06 対面授業(感染症治療と抗菌薬適正使用)
50〜85分|症例演習:肺炎(段階提示)
症例(第1段階|投与前)
82歳男性。38.7℃の発熱、湿性咳嗽、呼吸困難。 呼吸数28回/分、SpO₂ 89%(室内気)、脈拍108回/分、血圧104/62。 普段より反応が鈍い。胸部画像で肺炎像。 eGFR 32。 血液培養・喀痰培養と静脈内抗菌薬が指示。 診療録には「ペニシリンアレルギー」とだけ記載。
Q1 優先して評価すること
- 呼吸状態と酸素化
- 意識状態
- 循環状態
- 敗血症への進行可能性
Q2 抗菌薬投与前に確認すること
- アレルギーの具体的内容
- 検体採取の状況
- 腎機能・体重(用量)
- 併用薬、過去の抗菌薬
- 投与経路・投与速度・開始時刻
Q3 培養採取が完了するまで投与を待つべき?
- 原則:可能なら投与前に採取
- ただし重症で治療開始が遅れる不利益が大きい → 不当に遅らせない