ベバシズマブ(遺伝子組換え)

〈神経線維腫症2型〉
1.9 本剤は、緊急時に十分対応できる医療施設において、本剤と神経線維腫症2型の治療についての十分な知識を持つ医師のもとで、本療法が適切と判断される症例についてのみ投与すること。また、治療開始に先立ち、患者又はその家族に有効性及び危険性を十分説明し、同意を得てから投与すること。
11.1 重大な副作用
11.1.5 出血(19.3%)
腫瘍関連出血を含む、消化管出血(吐血、下血)(1.9%)、肺出血(血痰・喀血)(1.2%)、脳出血(0.1%)等があらわれることがある。また、鼻出血(15.0%)、歯肉出血(1.4%)、腟出血(0.1%未満)等の粘膜出血があらわれることがある。重度の出血においては死亡に至る例が報告されているため、肺出血(喀血)又は重度の出血があらわれた場合は、本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、このような出血があらわれた患者では、重度の出血が再発するおそれがあるので、本剤を再投与しないこと。[1.3 参照][1.4 参照][2.2 参照][8.4 参照][9.1.3 参照]
11.1.6 血栓塞栓症
脳卒中(頻度不明)、一過性脳虚血発作(0.1%)、心筋梗塞(0.1%未満)、狭心症(0.1%)、脳虚血(頻度不明)、脳梗塞(0.2%)等の動脈血栓塞栓症、及び深部静脈血栓症(0.2%)、肺塞栓症(0.1%)等の静脈血栓塞栓症があらわれることがあり、死亡に至る例が報告されている。動脈血栓塞栓症があらわれた患者では、再発時に死亡に至る可能性もあるので、本剤を再投与しないこと。[1.5 参照][9.1.5 参照]
11.1.10 骨髄抑制
他の抗悪性腫瘍剤との併用において汎血球減少症(0.1%未満)、好中球減少(24.0%)、白血球減少(23.8%)、貧血(8.5%)、血小板減少(10.2%)があらわれることがある。なお、臨床試験で他の抗悪性腫瘍剤に本剤を併用した群において、併用していない群と比較して、高度の好中球減少症、発熱性好中球減少症の発現頻度が高まることが報告されている。[8.5 参照]
11.1.11 感染症(9.9%)
好中球減少の有無にかかわらず肺炎(0.6%)、敗血症(0.2%)、壊死性筋膜炎(頻度不明)等の感染症があらわれ、死亡に至る例が報告されている。なお、壊死性筋膜炎については、創傷治癒遅延、消化管穿孔、瘻孔に続発した例が報告されている。