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中枢性交感神経抑制薬

中枢性交感神経抑制薬

① 概要

中枢性交感神経抑制薬は、中枢(延髄など)で交感神経活動を抑制して末梢血管抵抗や心拍出量を下げ、血圧を低下させる薬。第一選択というより、他剤で十分に下がらない場合の追加や、妊娠高血圧でのメチルドパなど特定の状況で用いられる。

② 作用機序

  • α2受容体刺激(中枢) → 交感神経出力↓ → 末梢血管抵抗↓/心拍数↓
  • イミダゾリン受容体(I1) 作用をもつ薬もあり、中枢性に交感神経抑制を示す

③ 代表薬と特徴

薬剤主な位置づけ特徴注意点(例)
メチルドパ妊娠高血圧などで選択肢中枢性に交感神経抑制眠気、肝機能障害、溶血性貧血(まれ)
クロニジン追加薬/特殊状況α2刺激、離脱でリバウンド高血圧中止は漸減、口渇、便秘、徐脈
(参考)モキソニジン 等国/施設によりI1受容体作用の話題眠気、口渇など

④ 看護のポイント(観察事項)

  • 血圧・脈拍の定期モニタリング(過降圧、徐脈)
  • 眠気/鎮静、ふらつき:転倒リスク評価
  • 口渇、便秘:ケア/指導
  • 中止・飲み忘れ(クロニジン等):リバウンド高血圧のリスク → 自己判断中止を避け、漸減
  • 妊娠関連で使用時:母体症状に加え、周産期チームの方針に準拠