神経|神経系の全体像

ゴール(このページでつかむこと)

  • 「どこに・何の信号が・どう流れるか」を言葉で説明できる
  • 薬理学で頻出の“作用点”を地図として持てる

神経系の構造(大づかみ)

1) 中枢神経(CNS)

  • 脳:情報統合・意思決定・自律機能の上位制御
  • 脊髄:反射・上行/下行路の中継

2) 末梢神経(PNS)

  • 体性神経:随意運動・体性感覚(痛み/温度/触圧など)
  • 自律神経:無意識の調整(循環・呼吸・消化など)
    • 交感神経
    • 副交感神経
    • 腸管神経系(消化管の独立したネットワーク)

情報の流れ(超重要の一本線)

  1. 入力(感覚):受容器 → 求心性(感覚)神経
  1. 統合:中枢(脳/脊髄)で処理
  1. 出力(運動・自律):遠心性神経 → 効果器(筋・腺など)

神経細胞(ニューロン)の部品と役割

  • 樹状突起:入力(他の細胞からの信号)
  • 細胞体:統合(膜電位の足し算・引き算、代謝)
  • 軸索:出力(活動電位の伝導)
  • 髄鞘(シュワン細胞/オリゴデンドロサイト):伝導を速くする
  • ランビエ絞輪:跳躍伝導の要所

「薬理学」で見たい視点(このDBの核)

作用点は大きく5種類

  • 受容体(GPCR/イオンチャネル型など)
  • イオンチャネル(Na⁺, K⁺, Ca²⁺, Cl⁻ など)
  • トランスポーター(再取り込み:SERT/NET/DAT など)
  • 酵素(合成/分解:MAO, AChE など)
  • 放出機構(小胞・SNARE・Ca²⁺依存など)

まず覚える“3つのレイヤー”

  • 電気(膜電位):活動電位・興奮性
  • 化学(シナプス):伝達物質・受容体
  • 回路(ネットワーク):どの経路を増やす/減らすと症状がどう変わるか

学習チェック(1分)

  • 交感/副交感の違いを「節前・節後」「伝達物質」で言える?
  • “受容体/チャネル/トランスポーター/酵素”のどれに薬が当たるか、説明できる?