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医薬品経腸栄養剤適正使用指針

処方時のポイント

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適正使用と適正請求のために、処方時に押さえるポイントを整理します。

Slide 1|タイトル

医薬品経腸栄養剤適正使用指針

処方時のポイント

~適正使用と適正請求のために~

Slide 2|本日の内容

  1. 指針作成の背景
  1. 医薬品経腸栄養剤とは
  1. 使用が考慮される患者像
  1. 処方時の記載ポイント
  1. レセプト・処方箋記載
  1. まとめ

Slide 3|なぜ指針が作成されたのか

  • 医薬品経腸栄養剤は「医薬品」である
  • 食品(ONS)とは役割が異なる
  • 適応患者への適正使用が求められる
  • 医療上必要な理由を説明できる処方が重要
➡️
食品 → 医薬品経腸栄養剤 → 適正使用

Slide 4|処方前に確認する4つのポイント

1️⃣
栄養療法が必要か
2️⃣
食事・食品のみで充足できるか
3️⃣
医薬品を選択する理由はあるか
4️⃣
投与目的は明確か

Slide 5|使用が考慮される患者

区分主な患者像
🟦 手術患者(術前)低栄養、サルコペニア、摂取不足、大手術予定
🟩 手術患者(術後)術後摂取不足、消化器・頭頸部術後
🟨 経管栄養患者PEG、腸瘻、経鼻胃管、経鼻腸管
🟪 その他低栄養、がん、嚥下障害、神経疾患、消化吸収障害、フレイル・サルコペニアなど

Slide 6|手術患者(術前)

対象目的記載ポイント
術前低栄養栄養状態改善手術名
サルコペニア術後合併症予防手術予定日
食事摂取不足創傷治癒促進栄養評価
大手術予定投与目的

Slide 7|手術患者(術後)

対象目的記載ポイント
術後摂取不足必要栄養量の確保手術日
消化器術後創傷治癒術後経過
頭頸部術後体重・筋量維持摂取量
退院後も栄養管理が必要継続理由

Slide 8|経管栄養患者

対象となる栄養ルート
  • PEG
  • 腸瘻
  • 経鼻胃管
  • 経鼻腸管
📝
必要な記載
栄養ルート/造設日/交換日/継続理由

Slide 9|その他の患者①

低栄養

  • GLIM
  • BMI
  • 体重減少
  • 摂取量

がん

  • 悪液質
  • 化学療法
  • 放射線治療
  • 口内炎

Slide 10|その他の患者②

嚥下障害

  • 脳卒中
  • 神経疾患
  • 頭頸部がん

フレイル・サルコペニア

  • AWGS
  • 筋量低下
  • ADL低下

Slide 11|その他の患者③

  • 心不全
  • COPD
  • 消化吸収障害
  • 炎症性腸疾患
  • 神経難病
🔑
共通するポイント
「食事だけでは必要栄養量を満たせない」

Slide 12|レセプト記載のポイント

1️⃣
病態
2️⃣
栄養評価
3️⃣
摂取不足
4️⃣
食品では不足する理由
5️⃣
投与目的
6️⃣
継続理由

Slide 13|処方箋へ記載するとよい内容

  • 投与目的
  • 栄養ルート
  • 継続理由
  • 交換日(経管栄養)
  • 投与予定期間

Slide 14|よくある不十分な記載

❌ 不十分な記載⭕ 望ましい記載
低栄養原疾患
食欲低下栄養評価
高齢摂取量
投与目的
継続理由
⚠️
「なぜ医薬品経腸栄養剤が必要なのか」が伝わる記載にする。

Slide 15|Take Home Message

  • 患者像を明確にする
  • 食事のみでは不足する理由を書く
  • 医薬品を選択した理由を書く
  • 投与目的を書く
  • 継続理由を書く
💡
適正使用と適正請求の基本は、処方の医学的必要性を具体的に説明できる記録です。